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み  ぶ
− 京料理    「味舞」   特選 −
時間: (昼)11:30 〜 14:00 (夜)17:00 〜 22:00 (オーダーストップ21:00)


▼総料理長の京徒然 Vol. 10
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<豊かな魚>
  

豊かな魚
 湿度が高く、風もない”油照り”の京都の夏を、いくらかでもしのぎやすくしてくれる食べものはといえば鱧である。
 海のない京都では現在ならいざ知らず、かつては新鮮な魚を入手することは難しかった。鮮度の良い魚を食べようと思えば川魚しかなかった。
 江戸後期の戯作者・滝沢馬琴は「京は魚類に乏しき土地なれば」としながら「生州は高瀬川をまへにあてたれば、夏はすずし。柏屋松源などはやる。(中略)ここにて鰻鱧、あらひ鯉名物といふ」(『羇旅漫録』)と鱧を食べている。馬琴は「大阪より来る魚類、夏は多く腐敗す」とも記しているから、そんな京都にとって、首を落とされた後もなお歯をむくという生命力の強い鱧は願ってもない海の魚だった。
 今や鱧は高級魚となってしまったが、かつては下魚とされ、蒲鉾の材料ぐらいにしか使われなかった。京都の人は鱧に季節感も含めて特別な感情を抱くが、海の幸に恵まれた関東の人には少しもそれがない。鱧は鰻ににた細長い身体全体に無数の小骨があって、料理する人には始末におえない魚だからでもあった。
 そこで「骨きり」という技術が生まれ、小骨を気にすることなく、真っ白で淡白な鱧の身を湯びきして冷水に晒し、梅肉で食べる「落とし」や焼きもの、刺身、鱧ずし、酢の物、鱧ちり、最近では鱧しゃぶと、さまざまな料理法で味わわれている。
 京の夏を彩る祇園祭は”鱧祭”とも呼ばれる。鱧は梅雨の水を吸って脂がのり、おいしくなるといわれる。祭りに寄せる思いと鱧に寄せる思いは重なり合う。
アークホテル京都 京料理「味舞」
総料理長

〜夏の京都・五山送り火〜
■大文字(如意ヶ嶽)8:00点火
 大文字送り火は従来から護摩木に自分の名前と病名を書いて火床の割木の上に載せて焚くと、その病が癒るという信仰があり、また消し炭を持ち帰って粉末にし服すると、持病が癒るとも言われている。
よく見える場所:
賀茂川堤防三条大橋から上流ほどよい。京都御所御苑内。

■妙法(松ヶ崎-西山・東山)
8:10点火
 桶泉寺の檀家の人々は、同日朝、墓参し送り火の点火により先祖の精霊を送る。
よく見える場所:
妙(西山)→北山通、ノートルダム女子大付近、法(東山)→高野橋上流の高野川堤防

■船形(西賀茂明見山)8:15点火
 同日の午後1時頃から、山の麓の3ヶ町-55軒の旧家(町入という)より年寄・中老・若中が西方寺に寄合い万端が整えられて、松明などが山上へ運ばれる。その後同寺の住職の読経と同時に点火される。
よく見える場所:
北山通(十二間道路)北山大橋から北西賀茂川提の北大路橋上流。
■左大文字(大北山)8:15点火
 同日午後7時頃、在所の菩提寺である法音寺門前通りで門火を焚き、先祖の霊を菩提寺へ導く。送り火の親火点火台で護摩木が焚かれ先祖の霊をなぐさめる法要が行なわれ、その火で丈余の親火松明と手松明がともされて、山上へ運ばれ、山上の送り火が点火される。
よく見える場所:
西大路通、円町〜(金閣寺付近)〜北大路通

■鳥居形(曼荼羅山)
8:20点火
 同日午後8時頃山の麓の会議所(右、嵯峨鳥居本町)から山上へ薪が運ばれる。当山の松明は、松の根の部分(じん)を束にしたものを縦に組んで立てる。
よく見える場所:
渡月橋下流、松尾橋、広沢池、岩田山遊園地




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